なぜか、「これは妊娠したんじゃないか」って予感がありました。別にコウノトリの夢を見たとかそーゆーんじゃないんですけど。
もともと私たち夫婦は子供好きという訳ではなく、子供を作ろうと思っていた訳ではありませんでした。
「子供を作ろうと思っていないのになぜセックスをするのか。」 とゆー、根源的な問題はまた別稿で語るとして(語るつもりなのかよ(笑))、
「まー、できるときにはできるんだろ」 程度の意識しか持っていませんでした。
そしてそのときはとても唐突にやってきました。 それも、結婚してわずか2ヵ月後に!
妊娠すると生理が止まる。この程度のことは中学生だって知っています。大人ならその他の原因で大幅にずれることがあることだって、知識として知っています。ところが、このときには前述のように予感があったのです。
きっと、子供ができたんだ。
別に子供を欲しがっていた訳ではないので、ママは妊娠の検査にもノリ気ではありません。妊娠検査薬を握らせてトイレに押し込み、チェックしてもらいました。
出てきたママの顔は困惑一色でした。
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私は声を上げました。
「そうか。子供ができるんだ。おめでとう!」
正直に告白しましょう。
別にそんなに嬉しかった訳じゃありませんでした。でも、自分のカラダの中でこれから起こる変化を考え、押し寄せる不安で顔を曇らせるママのために、この変化は嬉しいものなのだと言い聞かせようと思いました。
「 |
そっかー。今妊娠するといつ出てくるんだろう?
来年の夏くらいかな?年末に実家に行ったら報告できるねー。やったねー。 |
」 |
妊娠がわかった瞬間の女性は少なからず不安に陥るようです。ここで優しい言葉をかけてあげないと妊娠自体を喜べず、不幸な妊婦生活のスタートを切ってしまうような気がします。
世の中の、まだパパになっていないあなた。
そのときにはママと一緒になって、いや、ママ以上に喜んであげましょう。 |